Premium Sake Collection
一本一本に込められた蔵元の哲学と、
その酒が生まれた風土の物語。
スペックだけでは語れない奥深さをご紹介します。
甘口・旨口・辛口、個性豊かな9銘柄から
お好きな3種類を選んで飲み比べできます。
¥1,280 (税込)
和歌山県 / 平和酒造
「紀土(KID)」という銘柄名には、二つの深い意味が込められている。一つは「紀州の風土(ふうど)」を表現する酒であること。もう一つは、子供(KID)のように育てていく酒であり、これからの若い世代の飲み手を育てていく酒でありたいという願いである。その品質を支えているのは、高野山系から湧き出る「超軟水」。硬度が極めて低いこの水は、酵母の発酵を緩やかにし、鋭角な刺激のない、柔らかく優しい酒質を生み出す源泉となっている。
【香味プロファイル】 洋梨やメロンを思わせる、透明感のある華やかな吟醸香。口に含むと、紀州の湧き水のようなシルキーで引っ掛かりのない柔らかな口当たりに驚かされる。 【ペアリング提案】 この酒の持つ「柔らかさ」と「透明感」は、淡白な白身魚の刺身(特にポン酢で食べるようなもの)や、野菜の煮浸しなどの繊細な和食と最高のマリアージュを見せる。
長崎県 / 重家酒造
焼酎の島・壱岐で、約30年ぶりに日本酒造りを復活させた重家酒造。「よこやま SILVER」は、マスカットのようなフレッシュでジューシーな味わいを追求した看板シリーズ。最新鋭の冷蔵設備で徹底管理され、どのロットも果実味溢れる甘酸っぱい魅力が詰まっている。島への想いと情熱が生んだ復活の酒である。
【香味プロファイル】 マスカットをかじったような溢れんばかりの果実味。生酒ならではのピチピチとしたガス感があり、透明感のある甘みと、それを引き締める爽やかな酸が見事に調和している。 【ペアリング提案】 壱岐島の海の幸をイメージさせるカルパッチョや、レモンを搾った牡蠣など、酸味を効かせた魚介料理と抜群の相性。フレッシュなトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼなど、洋風の前菜ともよく合う。
栃木県 / 小林酒造
「鳳凰美田」は、全量吟醸造り、全量瓶燗火入れ、全量低温貯蔵という徹底した品質管理で知られる。日光連山の豊富な伏流水を仕込み水に使い、マスカットのような華やかな香りと、雑味のないクリアな酒質を実現している。徹底した「吟醸」へのこだわりが生んだ、芳醇旨口の代表格。
【香味プロファイル】 グラスに注いだ瞬間から広がる完熟マスカットのようなリッチな吟醸香。口当たりは滑らかで、透明感のある旨味が広がるが、後味はスッキリとしている。 【ペアリング提案】 華やかな香りは食前酒に最適。クリームチーズの味噌漬けや、海老の湯葉巻き揚げなど、少しコクのある料理と合わせると、酒の華やかさがより一層引き立つ。
秋田県 / 山本酒造店
世界遺産・白神山地の湧き水を蔵まで引き込み、仕込み水として使用。「蔵元自らが杜氏として酒を造る」というスタイルで、業界の常識を覆す酒造りを行う。「潤黒(ピュアブラック)」は、食事に寄り添うキレの良さを追求した、山本シリーズのアイコン的存在。
【香味プロファイル】 グレープフルーツやレモンのような爽やかな柑橘系の香り。ジューシーな旨味が広がった直後に、鋭い酸が全体を引き締め、後味は驚くほどドライ。 【ペアリング提案】 脂の乗った肉や魚の脂を洗い流すウォッシュ効果が高い。焼き鳥(塩)、豚しゃぶ、秋刀魚の塩焼きなど、脂のある食材をさっぱりと食べさせてくれる。
青森県 / 西田酒造店
「田んぼの米のみで酒を醸す」。醸造アルコール添加が主流だった時代に、いち早く純米酒への回帰を宣言したパイオニア。幻の米「古城錦」の復活など、地元の米にこだわる姿勢は一貫しており、「日本酒のスタンダード」として不動の地位を築いている。
【香味プロファイル】 炊きたての白米のようなふくよかな香り。どっしりとした米の旨味がありながら、雑味はなく後味はスッと切れる。 【ペアリング提案】 刺身、煮魚、焼き魚、鍋物。あらゆる和食の旨味を受け止める究極の食中酒。特に味噌煮込みや醤油ベースの煮物との相性は鉄板。
福島県 / 国権酒造
豪雪地帯・南会津で「少量高品質」を貫く名門蔵。福島県オリジナル酒米「夢の香」を使用し、南部杜氏の技で丁寧に醸す。金賞受賞常連蔵の実力を感じさせる、柔らかくも芯のある酒質が特徴。
【香味プロファイル】 ほのかにバナナやメロンの香り。口当たりは非常に柔らかく、透明感のある甘みとしっかりとした旨味が同居している。 【ペアリング提案】 出汁を効かせた煮物、おでん、茶碗蒸しなど、優しい味わいの和食と好相性。ぬる燗にするとさらに旨味が膨らむ。
秋田県 / 秋田清酒
伝統的な「山廃仕込み」にこだわる硬派な蔵。酵母が糖分を食い尽くすまで発酵させ続けることで、日本酒度+22という驚異的な辛さを実現した挑戦作。「番外品」とは規格外を意味する。
【香味プロファイル】 口に含んだ瞬間に押し寄せる圧倒的なドライ感と電撃のような辛さ。しかし山廃由来の太い旨味があるため、薄っぺらくはない。 【ペアリング提案】 豚の角煮、ホルモン焼き、鰻の蒲焼など、濃厚で脂っこい料理の後に飲むと口の中をリセットしてくれる最強のウォッシュ酒。
山口県 / 酒井酒造
錦帯橋の5つのアーチに由来する「五橋」の、次世代向けモダンブランド「five」シリーズ。「RED」は辛口をテーマに、木桶仕込みで醸造。精米歩合をあえて70%に留めることで、米の旨味と木桶の複雑味を表現している。
【香味プロファイル】 ほのかに杉の香りやナッツのような熟成香。低精白米ならではの野太い旨味が広がるが、鮮烈な酸と共にスパッと切れる。 【ペアリング提案】 燗(熱燗)にすると旨味が膨らみ真価を発揮する。焼き鳥(タレ)、酒盗、エイヒレなど、酒の肴と合わせると止まらない。
島根県 / 富士酒造
出雲大社のお膝元で、昔ながらの「和釜蒸し」と「手作業による麹造り」を守る蔵。この「超辛口(青ラベル)」は、米の旨味を引き出しながら高発酵させてドライに仕上げた、食中酒の完成形。
【香味プロファイル】 青竹やミネラルのような清々しい香り。最初は柔らかな米の旨味を感じるが、直後に鋭い酸と辛味が現れ、後味を断ち切る。「旨味からのキレ」が特徴。 【ペアリング提案】 ノドグロの塩焼きや煮付け、天ぷら、出雲そば。島根の海の幸や蕎麦前として万能。
旬の味をまとめて楽しめる贅沢なセットです。
以下の3種類すべてを、少しずつ味わっていただけます。
¥1,280 (税込)
群馬県 / 龍神酒造
群馬県館林市にある龍神酒造は、手造りにこだわり全量吟醸造りを行う酒蔵です。「尾瀬の雪どけ 桃色にごり」は、着色料を一切使わず、赤色酵母の働きのみで鮮やかなコーラルピンクに染め上げた春季限定のにごり酒。アルコール度数は10度と低めで、大人のイチゴミルクを思わせるキュートで甘酸っぱい味わいが、春の訪れを感じさせてくれる一本です。
【香味プロファイル】 イチゴやベリー系を思わせる甘やかでフルーティーな香り。口に含むとトロリとしたにごりの質感とともに、ジューシーな甘みとキュートな酸味が広がる。低アルコールで飲みやすい軽快な後味。
【ペアリング提案】 フレッシュなイチゴやフルーツタルトなどのデザートはもちろん、生ハムやクリームチーズ、モッツァレラチーズなどの洋風おつまみとも相性抜群。乾杯の食前酒としても食卓を華やかに彩ります。
秋田県 / 山本酒造店
秋田県八峰町、白神山地の麓に蔵を構える山本酒造店。仕込み水に白神山地の天然湧き水を使用し、フレッシュでジューシーな酒造りを得意とします。「うきうき」というユニークな名は、春の訪れに対する高揚感から名付けられた春限定酒。ピチピチとした微発泡感とうすにごりのまろやかさが見事に調和し、飲めば文字通り心が「うきうき」と弾むような、春のウキウキ感をそのままボトルに詰めたようなお酒です。
【香味プロファイル】 グラスに注ぐとうっすらと白く濁り、心地よいガス感が立ち上る。爽やかな柑橘類やマスカットのような香りに、ジューシーな甘みとフレッシュな酸味が口いっぱいに弾ける、爽快でキレのある味わい。
【ペアリング提案】 ふきのとうやタラの芽など、春のほろ苦い山菜の天ぷらと見事に調和する。また、白身魚のカルパッチョや、春キャベツの塩昆布和えなど、さっぱりとした前菜にもぴったり。
滋賀県 / 福井弥平商店
滋賀県高島市で1748年創業の福井弥平商店。琵琶湖西岸の豊かな自然と良質な水に恵まれ、近江の食文化に寄り添う酒を醸し続けています。この「春の辛口」は、うららかな陽気に似合う桜色のラベルが目を引く春季限定酒。日本酒度+10のしっかりとした辛口でありながら、純米吟醸ならではのふくらみのある旨みと爽やかなキレを両立させており、春の穏やかな気候に寄り添うシャープな一杯となっています。
【香味プロファイル】 穏やかで上品な吟醸香があり、口当たりは滑らか。ほのかな米の甘みを感じさせた直後、スッキリとした酸味とドライな辛さが口の中を潔く引き締める。飲めば飲むほど奥深い旨みが広がる淡麗辛口。
【ペアリング提案】 若竹煮やタケノコの木の芽和え、菜の花のお浸しといった、春の和食と抜群の相性。サワラの西京焼きや、ハマグリの酒蒸しなど、滋味あふれる魚介の旨みもしっかりと引き立てる。